
Course3
Course1
史跡「春日山石窟仏」は穴仏とも呼ばれています。平安末期の銘があり、奈良時代の東大寺大仏殿建立の際に石材を切り出した場所であると言われています。一部は欠けていますが、東西に分かれた洞窟に18体の石仏が刻まれています。遠い昔、この深い山に籠って石仏を彫った方がおられたことに驚きます。道路から約50mです。
史跡「地獄谷石窟仏」は聖人窟とも呼ばれ、6体が平安時代に彫られたと言われています。洞窟の中に、今なお、彩色の残っている石仏を見ることができます。駐車場から600mです。 また、ここに車を留めてハイキングコースにもなっている「滝坂の道」を辿ると、首切地蔵、朝日観音、夕日観音、寝仏と多くの石仏に出会えます。
「高円の秋野のうへの朝霧に妻呼ぶ牡鹿出で立つらむか」(万葉集巻20 大伴家持)。 万葉学者 犬養孝先生揮毫の歌碑です。万葉集には高円山の情景を詠んだものが収められています。高円山の山頂に近く、平城京があった奈良市街を望みながら、ひととき、万葉のロマンに浸ってください。
奈良県橿原市にある香具山、畝傍山、耳成山の三つの山を総称して「大和三山」と呼び、国の名勝に指定されています。天候がよければ、三山をはっきり見渡すことができます。平城京に遷都するまで、この三山に囲まれて藤原宮が営まれていました。
Course1
Course2