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春日大社の神山として古くから狩猟や伐採が禁じられてきたため、市街地に近いにもかかわらず豊かな植生を残していることから1955年に国の天然記念物に指定されました。その後、春日大社の社殿などを守り維持していくという側面から1998年に世界文化遺産「古都奈良の文化財」の構成資産に登録されました。
コースの途中には春日山で最大と言われる山桜が力強く伸びており、原始林から僅かに覗く青空に花を咲かせます。また初夏の新緑から秋の紅葉へと、春日山原始林は一年を通して季節の移ろいを感じることができます。
赤い小さな橋は花山川を渡る大原橋です。橋のたもとには、春日山原始林が世界遺産に登録された記念碑があります。ハイキングをされる方のために休憩舎が設けられています。
奈良市内を流れる佐保川の源流です。垂仁天皇の后“沙本毘売命(さほびめのみこと)”は兄である“沙本毘古王(さほびこのみこ)”への深い思慕から、お腹の御子を帝に託して兄と運命を共にするという悲話にまつわる古事記ゆかりのスポットです。赤い大原橋を渡ると道路は狭くなりますのでご注意ください。駐車場は行き止まりで、少し手前の石段を下りますとせせらぎが聞こえ、100mほどで滝があります。逆に、この石段を登ったところは興福寺の別院で、かつて歓喜天がお祀りされていました。いま本堂はなく、石の鳥居と古い鐘楼が残されています。
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